おウチで薬膳

春♪…暦の上では
立春が過ぎ、暦の上では春とはいえ
まだまだ寒い日が続きそうです
相変わらず、インフルエンザや風邪も多いようです

先日、香りのいい金柑をいただきました
これまであまり食べる機会がなかったのですが
せっかくなのでジャムにしてみました



本来はもう少し色が鮮やかに出るものですが
羅漢果糖で煮たら黒っぽくなってしまったのが残念。・゚・(ノД`)・゚・。
でも味は、サイコーに美味しかったです♪

改めて調べてみたら、金柑は風邪の引き始めにいいんです!
あと、咳を鎮めたり、痰を取り払ったり、口の渇きにも効果的
理気作用もあるので、「気」が滞るためにおこる
胸のつかえや食欲不振にも力を発揮します
たしかに、鬱々した時に食べたくなる味です(*^_^*)

ジャムしてしまえば
パンにつけたり、ヨーグルトに添えたり、金柑茶にもできるので
便利ですよ
ただ白砂糖ではなく、羅漢果糖や三温糖を使うことをオススメします♪

 
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華やかプルスケッタ♪
2014年も残りわずかです
クリスマスもそうですが、おウチに人が集まる機会が多いこの季節
簡単だけど、華やかなパーティー料理が知りたい!
という方も多いはず
もっと早くにアップできればよかったのですが
こちらもパーティー続きで遅くなってしまいました

大勢が集まる時にオススメなのが
「プルスケッタ」です
フランスパンを焼いて、オリーブオイルをかけて食べる料理ですが
トッピングを工夫すれば、かなり華やかな一品になります


◎プルスケッタ3種◎

手間がかかるようで、超簡単!
これにメイン料理が1品あるだけで完結してしまいそうです

プルスケッタといえば、やはりトマトが多いようですが
薬膳的観点からみて良さ気なものを組み合わせてみました

まずは、チーズ&ブロッコリーの組み合わせ
チーズは肺と陰を補う食材です
陰(体液)が消耗しやすい時期には率先して摂りたいですね
つながっている大腸を潤す効果もあります

ブロッコリー腎を補うほか
補五臓といって、虚弱体質を改善する働きがあります
チーズフォンデュで食べてもいいですね

りんごのプルスケッタ
今話題のココナッツオイルで焼いています
この前テレビで見て、これはおいしそう!と思いつくってみたら
プルスケッタの具材にしてもGOODでした

「りんご+くるみ+はちみつ+シナモン」の組み合わせは
カラダを温めながら、必要な水分を生み出し乾燥を改善!
この時期にピッタリです

この3種のプルスケッタには
オリーブオイル、バージンココナッツオイル、チアシードが使われています
どれもオメガ3が豊富!
意識して取るべきとされている油です
えごま油もそうですが
痩せたい時にも油!といわれるのは、この類の油です
是非、用途にあわせて使い分けてみてください
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エビと蟹、そしてお酒
お正月にはエビ料理が欠かせんません
エビみたいに腰が曲がるまで生きられるようにと長寿の願いが込められます

我が中村家ではお正月といえば「カニ」がメインです
なぜって、みんなが好きだから(*^_^*)

だからお正月には両方食すことになりますが
このエビとカニは薬膳的にみると
エビはカラダを温めカニはカラダを冷やす性質があります

これは試験問題にも良く出ていたのですが
私はどっちがどっちだかわからなくなることが多くて
「カニはカラダを冷やすから、紹興酒と一緒に飲むんだよ」
と仲間に言われ
「なるほど〜」
とその後間違えることがなくなりました

おかげでそれ以降にカニを食べる時は
必ず日本酒を飲むように…(日本酒も紹興酒も温熱)
 

そう考えると
エビを食べる時は、寒の性質を持つビールでもOKだ!
エビフライにビール…う〜ん、合う!
 

温め過ぎず、冷やし過ぎないよう付け合せやほかのメニューで調整すれば
冬でも夏でも関係なく
カラダに負担なく、おいしくいただけます♪

でもお酒はほどほどに!





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鹿肉シチュー♪
カラダを温める肉といえば代表的なのが鶏肉と鹿肉
鶏肉はまだしも、鹿肉ってなかなか手にはいらないじゃん!
って思っていましたが。。。。
ついについに、鹿肉を調理できる日がやって来ました!

冬は陽気が低下しがちなので
エネルギー代謝を活発にする「
補陽」食材が欠かせません
鹿肉は冷え性の解消にも役立ちますが
血管の機能を調整したり、内蔵の働きを高める作用もあります

最近は、ジビエの中でも

高たんぱくで低脂肪、コレステロールも低くヘルシー
・中性脂肪を減少させる働きがあり、ダイエット中には摂取したい成分
と注目されているんです

 
◎鹿肉のシチュー◎

さて、組み合わせです
人参には血を補う効果があります
血を補ったならば
それを全身に回す効能を持つ食材を組み合わせるのが効果的
ってことで、活血食材の代表格の玉ねぎをチョイス


ちゃんと血抜きをされているものは、生臭みも獣臭もありませんが
今回はシチューなので、先に赤ワインで20分ほど煮込みました
赤ワインにも「補陽」の効果があるので
この時期にピッタリ!

なかなか鹿肉自体が手に入りにくいかもしれませんが
冬本番!補陽を中心とした献立を心がけたいですね


 
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高血圧予防に
バタバタしているうちにまた更新の期間があいてしまいました
暦の上では大寒を過ぎ、そろそろ本格的な寒さがやってきますね

今日は、先日のお粥薬膳講座の2日目にご紹介した
「もずく粥」についてアップしたいと思います



このもずく粥は昔から母の得意料理で何気なく食べていましたが
逆引きしていくと、高血圧、動脈効果、便秘にいいということ分かりました

中医学的に「高血圧」をみると
・血液の流れが悪い
・飲食不節による痰
・調節システムの不調

が原因とされています

解決法としては
血の流れをスムーズに
・痰を取り除く
・肝心を養う

ということになりますが

・血液の流れが悪い→熱で血液がドロドロに
・飲食不節による痰→飲食不節により熱を生じ、痰を形成
ということですから
その解消には「清熱化痰」の作用を持つ食物が有効ということになります
もずくは、その効能を持ちあわせ、肝・腎に帰経します
潤腸作用もありますので、便秘にもオススメです

性質は「涼」なため、カラダが冷えすぎないようにねぎを組み合わせている点も
このもずく粥、優秀ですね〜
私が考えたレシピではありませんが…


 
【材料】
☆ごはん   1膳分
☆もずく     適量
☆万能ねぎ      3本分
☆だしの素 小さじ1
☆みりん  小さじ1
☆塩    小さじ1
★水     400ml
 
【作り方】
1.お湯を沸かしたら、調味料と水洗いしたご飯を投入
2.中火で7分たったら火を止める
3.もずくと万能ねぎを入れ、予熱で2分!完成で〜す♪
  
甘/平 脾・胃 補中、健脾、和胃、補気
もずく 鹹/涼 肝・腎 清熱、化痰、潤腸
ねぎ 辛/温 肺・胃 解表、補陽、散寒、健脾、散結
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秋の健脾
食欲の秋とはよく言ったもので
この時期、たいていの方は食欲が旺盛になります

ただ、夏場に冷たいものを食べ過ぎたり飲み過ぎたり
ナマモノを摂り過ぎている方は胃腸に負担がかかり
その代償が秋に現れる場合も…
それはただ単に、胃腸の不調だけではありません
胃腸が正常でないと、せっかくの栄養が吸収されないので
食べ物がもつ効能が発揮されないため期待できる効果も薄くなり
どこかしらに不調が出てくるというワケです

胃腸の調子を整えるという養生を
この時期もっとも手厚くしなければなりません

そこで今日はこの時期おいしい「さつまいも」をご紹介!
 

さつまいもは
消化吸収系の機能を高めることで気を生み出し
全身にエネルギーを与える
「益気健脾」
胃腸を活発にして元気にする「和胃調中」の効能を持つ食材です

胃腸が弱っている時、気力がない時、疲れを感じる時、食欲がない時
そして
吐き気ゲップにもGOOD!
そのほか、便秘にも効く食材です

ちなみに今週、青森市内で開催される
「おかゆ薬膳講座」では
このさつまいもを使ったお粥をご紹介する予定です
お近くの方は是非!お越しくださいm(__)m


【さつまいも】
食味:甘
四気:平
帰経:脾・腎
効能:益気、健脾、和胃、調中、通便


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今が一番おいしい時期
我が青森県、むつ湾のほたては今が一番おいしい時期
6月18日は「ほたての日」に制定されています
以前、ベビーホタテを使ったメニューをご紹介しましたが
改めておさらいです
「ほたて」の主な効能は
消化を促すとともに、五臓の機能を回復させます
その他、喉の渇きを止めたり尿を排出を促したり
きを潤し、余分なものを排出させる食材です
 
現代栄養学から見ると
タウリンの含有量が多いことはご承知の通りですが
実は亜鉛や鉄分も多く含まれています
ストレスが多い人ほど亜鉛の消費量が増えるため
積極的に摂りたいですね
 
そこで「玉ねぎ」理気効果と組み合わせることで
必要な栄養を補った上で、気を正常に巡らせる
「ストレス対策」のメニューが出来上がり!
何てことない料理ではありますが
こういったシンプルなメニューこそ
カラダやココロをシンプルに
そして大いに開放してくれそう…
と思うことが
自堕落なワタシの薬膳ライフを支えています(笑)
 
青森・むつ湾産のほたては、そのままでも旨い!
それに救われています
 

【ほたて】
食味:甘・鹹
四気:平
帰経:肝・脾・胃・腎
効能:滋陰、補腎、和胃、調中
 
【玉ねぎ】
食味:甘・辛
四気:温
帰経:肺・胃
効能:和胃、降逆、化痰、理気、活血
 
 
◎ほたてとたまねぎの炒めもの◎
 
材 料:ほたて(貝柱)、玉ねぎ、オリーブオイル、塩・こしょう、乾燥バジル
作り方:オリーブオイルで玉ねぎを炒めたら、3等分にした貝柱を入れ
    さっと炒める
    塩・こしょうと乾燥バジルで味を整え、完成
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梅雨時期到来
ジメジメと嫌な時期がやってきましたね
梅雨の時期は、カラダに余計な水分がたまり、「湿」を形成します
六淫の邪の一つです
洗濯物を室内に干すと、どこか湿っているような感じがありますよね
その上、臭いも独特です
カラダの中でも同じことが起こると言えばわかりやすいでしょうか
 
湿がたまると、
カラダが重い頭痛がする食欲がない痰が出る
といった症状になって現れます
しかもこの「湿邪」というのは結構やっかいなもので
粘り気があるものなので、気血の流れを妨げる原因になります。
リュウマチや湿疹皮膚病もなども
この湿が原因になっている場合があります
 
湿がたまる要因は、梅雨もありますが
常日頃から水の近くにいる環境にある方も要注意です
これら外因に加えて
暴飲暴食や生物の多食甘いものの食べ過ぎなど
食べ物の不摂生で起きる湿を「内湿」と呼びます
どちらにしても、放おっておくとカラダに悪いことはいうまでもありません
 
前に紹介した「ハトムギ」も湿対策食材ですが
「小豆」もその一つです
余分な水分を強力に外に追い出してくれます
解毒・消炎効果もありますので、腫れ物・吹き出物にもオススメです
また、ビタミンB群が豊富なので疲労回復にも効果がありますし
血栓を溶かしたり、抗酸化作用もあるサポニンにも注目が集まっていますよね
これは食べないわけにはいきません

 

豆から茹でてみるとよくわかりますが
ただ「あんこ」を作る時には大量の砂糖が必要になります
その点はご注意を!
私は「羅漢果糖」を使用して茹でています
 
小豆といえば、和菓子と考えがちですが
小豆粥もおいしいですよ
是非お試しください
 
 
【小豆】
食味:甘
四気:平
帰経:脾・大腸
効能:利水、消腫 、補中、益気 、健脾、和胃
 
◎よもぎ団子にあんこを添えて◎

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夏、始動!
桜の時期(青森では4月下旬〜5月上旬)が終わると
ようやく暖かいな〜と感じる日が増えてきました
南の方は、すでに暖かいを通り越して「暑い」ですよね

薬膳も立夏(5月6日)から
「夏」を意識したものにしていかなければなりません
 
夏は
「暑さが心経に負担をかける」
「成長が加速して心気が強まる時期」
で、「心」経の故障が起こりやすいといわれています
 
暑さで食欲がなくなり、汗をかくため水分不足になりがちで
冷たいものを食べたり飲んだりすることで胃腸の働きを不調にしたり…
ストレスがたまりやすい季節でもあります
 
そこで夏の薬膳は、
カラダの熱をとり、必要な水分を生み出す
そして、ココロを安定させることを目的としたものになります
これが梅雨時期になると
カラダが余分な湿気を溜め込むので
排出…いわゆるデトックスも必要

注意しなければなければならないことがたくさんありますが
慣れると大丈夫!コツがわかってきます
 
今日は、とりあえずこの3ヶ月の基本として
大いに取り入れたい食材をご紹介します
それは「ハトムギ」です
漢方薬では「薏苡仁(よくいにん)」と言われ
昔から「イボとり」の特効薬としても活用されてきました
その他
体の中の水分や血液の代謝を促し湿気をも追い出す解毒作用
熱を抑えたり胃腸の働きを整えたりといった効果も!
下痢が続く時にも適当な食材で、 
カラダがむくみやすい方にももってこい!

現代栄養学的にも
タンパク質を多く含みアミノ酸のバランスもよく
ビタミンB2ビタミンB1カルシウム食物繊維も多く含んでいます

一晩水につけて、よく洗い
ご飯に混ぜて炊いたり、おかゆと一緒に煮たり
常食することをオススメします
 
不要なものを溜め込まず(ストレスも)
暑い夏を快適に乗り切りましょう!
 
 
【ハトムギ】
食味:甘
四気:涼
帰経:脾・肺・腎
効能:利水、滲湿、健脾、止瀉、清熱
 
◎ハトムギごはん◎
 
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別名「卯の花」の嬉しい効果
日本人は普段から大豆製品を多く口にしています
味噌やしょうゆといった調味料しかり
夏は冷奴、冬は湯豆腐、味噌汁の具といったらこれ!と
豆腐が食卓に上がる日も多いと思います
 
「大豆」自体には、脾胃を補ってその働きを促進してくれる効果や
「気」を補う効能も備わっていて
最近では、大豆に含まれる「イソフラボン」成分が
美肌更年期障害にも効果があると言われています
 
加工されていくと、その効能や成分は変わっていきますが
豆乳、豆腐、納豆など
「脾」に帰経するのは共通しています
胃腸の機能を強化する「健脾」食材は
四季を問わずに摂取したいところ
 
最近は大豆製品の中でも「おから」が注目されているようです
食物繊維が豊富で、余分な油の吸収を防ぐことで
便秘改善ダイエット効果も期待できるとか
 
同じく健脾食材である
「椎茸」「人参」を使って煮物にするもよし
「じゃがいも」を使ったポテトサラダに混ぜちゃうのもよし
思っていたよりも手軽に使えます
「健脾」春の薬膳にも有効ですよ!
 
また、おからの栄養素を直接肌にのせると
シミを防いだり、美白にも効き目があるんだとか!
食べて、塗って、内からも外からもキレイになれる食材です

◎卯の花の煮物◎


 
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